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みなさま、ついに病人食になってしまった小太郎です。検査の結果尿結石の疑いがあり、早速先生から送られてきたおいしくなーいご飯に切り替えられました。おいしくないからもちろん僕は食べません。何種類出してきてもだめです。ついでに水もこぼしてやりました。ごめんなさい。 困ったママは明日にでもX線検査に行こうと言っています。その結果が良ければ普通のご飯に戻れるかもしれないと言うのですが、本当でしょうか。 そういうわけで(どういう??)僕の半快記念20%オフセールは、もちろん全快の時まで続きます。でも、だからと言って僕が治らない方がいいなどとお祈りしないでくださいね。 さて、今日はご本と映画のお話です。以前ママが三島由紀夫が好きと言いましたが、ママの場合文学と音楽と映画の話をするとディープになりすぎてしまうので、僕はブログでは触れないようにしていました。だって僕にはつまらない話題だもの・・・・でも、ここへ来てママの不安の種になっていることがありますので、お話します。それは「春の雪」です。最近CMも流れていますからご存知の方も多いでしょうが、例のあの映画です。 さっき本屋さんから戻ってきたママは「豊饒の海」全四巻の文庫本が映画の写真の帯付きで平積みにされ、ついでに映画の宣伝リーフレットがどかんと置かれているのを見て「何だかなー」状態になっています。(左上は廃盤のハードカバーです。なんと旧かな使いです)しかし、三島作品の映画化となれば黙っているママではありません。まだ観ていないので黙っているべきなのですが、本当は。 竹内&妻夫木さんには何の恨みもないママですが、ただでさえ難しい「美しい原作」の映画化だと言っております。多くの愛読者の美しいイメージを裏切らない映画・・・ママが思いつくのは、邦画では泉鏡花の原作を玉三郎が映画化した「外科室」くらいだそうです。(ママがバリキャリだった頃所属していた企業は音楽業界と映画業界にありました。ついでに週刊誌で映画評論を書いていたこともありました。そういう環境プラス個人的な趣味で、ママは沢山の音楽・映画を知っています。) 写真やトレーラーを見た限り、竹内&妻夫木さんでは無理があり過ぎるというのがママの感想及び不安です。何しろ映像ですから。このお二人では「ランチの女王」ですから。二人にどんなに演技力があったとしても、そこには限界があるそうです。ちなみに、日本ではついに公開されず幻となったポール・シュレーダー監督の「MISHIMA」のビデオもママは持っていますが、あの緒方拳(三島役)の演技力を持ってしても見た目のギャップは埋められなかったそうです。その上、行定監督って「春の雪」読んだことなかったとテレビで堂々とおっしゃってたそうです。ママ仰天!です。 話は変わって右上のご本のお話です。これは「ロンドン・インテリア」という本で、ママの大好きなTaschen社のご本です。「パリス・インテリア」など他のシリーズもあります。とても重くて不便な本ですが、紙も上質、印刷も上質、写真もセンスも上質なんだそうです。欧米のインテリア本はこういう重くて邪魔なタイプが多く、アメリカにはパパ所蔵のこの手のインテリア本・美術本が山とあるそうです。パパとママの荷物を一緒に収納できる家って・・・いったいどこにあるのでしょう。 雑貨やインテリアのご本は本当に見ていて楽しいとママは言うのですが、僕が来てからは本を眺める時間が激減したそうです。なぜならそれは、僕が邪魔するから・・・・です。だって遊ぶ方が楽しいでしょー、ママ。
by unclestan
| 2005-10-20 17:18
| 生活(Dairy Life)
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